共にジム・オルーク・バンドのドラマーとして、アルバム「ユリイカ」、「ハーフウェイ
・トゥ・ア・スリーウェイ」、「インシグニフィカンス」(すべてP-Vineより発売)に参
加し、一昨年のジム来日公演にも同行してきたティム・バーンズ、グレン・コッチェ。
また、ティムは渚にて、Silver Jews、ニール・ハガティ(元Royal Trax)のアルバム
/ツアーメンバーなどでの活躍が知られ、グレンもWilcoへの正式加入など、それぞれソ
ロとしても盛んな活動と優れたセンスで高く評価されています。
両者のデュオとして、2000年リリースの「domo-domo」(Quakebasket・アナログのみ限定
発売)に続く本作品は、2台のドラムセットとパーカッションのみを用いた完全即興によ
るライヴを収録(一部再構築)した熱気溢れる作品であり、CD-R+ハンドメイドの本型特
殊ジャケット仕様での100セット限定リリースとなります。
現代音楽からロック、日本の歌謡曲まで幅広い音楽への興味を示すティムと、同じくロッ
クのフィールドからフリージャズ、韓国のドラミングにまで造詣の深いグレンの二人が叩
き・擦り・弾くことで生み出す音響空間は、リズム生成楽器としてのドラム/パーカッシ
ョンという概念を深化/超越した意義深い作品に仕上がっています。
さらに、通常のライヴ・トラックに加え、ティム自身によるリミックス・トラックを1曲
収録。デイヴィッド・バーマン、ゴードン・ムンマ、フィル・ニブロック、武満徹、ピエ
ール・アンリなどコンテンポラリー音楽の中に潜むポジティヴな実験精神とフリージャズ
のスピリチュアリズム、そしてエレクトロニカやマイクロスコピックのヴォキャブラリ
ーが渾然となった聴き応えある問題作がここに結実しています。
ジャケットは、アーティスト・加藤一郎が担当。
加藤は、青山政史(音楽、写真)、ADAM(音楽、映像)らとグループ「NEONINN」として
活動する一方、アルバム・ジャケットのデザインやソロCD-R作品のリリースなど独自の活
動で評価の高い美術家/音楽家です。
本作の音に「古い本を開いたときの匂い」を感じたという加藤が構想から製作まで二年弱
を要した本型特殊仕様ジャケットは、1冊ずつ全てハンドメイドで製作されています。
重厚な表紙とシルクスクリーンでプリントされた美麗なCD盤面。すべての末頁にはティム
・バーンズ直筆のシリアル・ナンバーが記入されています。
2曲目"Rings codes"の一部が音楽誌"after hours"さん#13のボーナスCDに収録されています。
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