本作は、日本の電子音響レーベル「Zero Gravity」からの1st、フランスの即興音楽レーベル
「A Bruit Secret」からの2ndに続く3枚目のソロ・アルバムとなります。
これまでのソロ作品に冠されていた「ノーインプット・ミキシング・ボード」の 文字がタイトルから消えた本作「vehicle」は、
中村自身の演奏家としての新たな地平を切り拓くと共に、音響派、エレクトロニカ、 インプロヴィゼーションなどマニアックに細分化され尽くした電子音楽の矮小な世界観を
一気に吹き飛ばす強烈な傑作に仕上がっています。
冒頭からアグレッシヴに繰り広げられる印象的なビートから、 後半に向かうに従って展開される繊細で美しいドローンに至る、
非常にポップかつ徹底的にトリートメントされた高品質な音響工作は、 フロア・ミュージックから現代音楽まで、
あらゆる音楽愛好者の耳を満足させ得るに違いありません。
■コメント
彼の素晴らしさを語るには、オレはあまりに身近すぎるかもしれない。
ただ超満員のロンドン・クイーンエリザベスホールで大喝采を受けている彼の
ソロををまのあたりにしているオレとしては、地元の日本でも
もうちっとまともに彼の音楽を真正面から受け取ったり、評価して
やったりする奴が続出してもいいんじゃねえかと常々思っている。
ま、そんなこととは関係なくピーピーガーガ-やってるマイペースな彼が
オレは好きなんだけどね。
大友良英
- ビークル、聴いた? すんげーいいよ サーモで完コピできないかなあ
- え! ビート・クルセイダーズ?
- それもいいんだけど
- ってか、としまるさんの音がする楽器があったら欲しいよね
- それがビークルなんじゃん
thermo
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